マルシーニョ

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川崎フロンターレ在籍:2021年8月~

本来であれば田中碧もピックアップしたかったが、彼個人のサッカーに対するストイックな姿勢をある意味評価し、ここでは田中以上の成長を遂げたとも言えるブラジル人アタッカーを挙げたい。

当時中国1部の重慶両江を2021年2月に退団し、半年間無所属だったマルシーニョ。ブラジルや中国時代の実績も目立つものではなく、同年8月に加入が発表された際の期待値は決して高くなかった。

しかし、その年JリーグMVPに輝くレアンドロ・ダミアンがインテルナシオナウ時代の同僚だったこともあってか彼の弟分的存在としてチームに馴染み、鬼木監督も三笘薫の移籍で失われた縦へのスピードを求めてマルシーニョを積極的に起用した。

結果、元来の真面目さと高いボールスキルに判断力が加わり、リーグ屈指の快速ドリブラーへと成長。2年目の2022シーズンには12ゴールを挙げてJリーグベストイレブンに輝いている。

筆者:奥崎覚(編集部)

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