マギージェラニー蓮

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2008年12月24日生まれ(17歳)

FC琉球U-18所属

最後は、9月の候補合宿で初招集され、ワールドカップメンバーに滑り込んだマギージェラニー蓮。FC琉球の所属選手として初めて「W杯出場」を果たした。

沖縄の米軍基地で育ったマギーは、アメリカ人の父親譲りの高いフィジカル能力を誇り、身長186cmの体躯にスピードやパワー、跳躍力などを備える。さらに周りとつながる技術も持った楽しみなアタッカーだ。

そんなマギー最大の魅力は、強引さと力の抜け具合が高いレベルで融合していること。北朝鮮戦で決めた「ループ気味のヘディング弾」はまさに彼の巧さを表すゴールだった、

画像: イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを彷彿とさせるセレブレーション (C)Getty Images

イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードを彷彿とさせるセレブレーション

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恵まれたフィジカル能力に頼り切らないプレースタイルの奥深さは、今大会のメンバーでも一、二を争う衝撃度。

今回の大抜擢はある種のシンデレラストーリーであったが、廣山監督が何を期待してマギーを選出したのか。ワールドカップの舞台でそれをしっかり表現できたことは、今後の個人としての成長に大きく寄与するはずだ。

筆者:奥崎覚(編集部)

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