先日行われた2026年ワールドカップの組み合わせ抽選会により、日本代表チームが対戦することになる相手が決定された。同じグループとなったのは、オランダ、チュニジア、そしてヨーロッパのプレーオフを勝ち抜いた1チーム。

その中でもチュニジアは日本代表との対戦回数も多く、何かと縁深い相手。特に重要な記憶は、2002年に行われた日韓ワールドカップのグループステージ第3節での対戦だろう。

今回は日韓ワールドカップでチュニジアと対戦した際にプレーした日本代表のスターティングメンバー11名を振り返ろう。

GK:楢崎正剛

画像: GK:楢崎正剛

当時の所属クラブ:名古屋グランパス

川口能活とゴールキーパーのポジションを争っていた楢崎。フィリップ・トルシエ監督の下で信頼を受け、この日韓ワールドカップでもレギュラーを務めた。この大会では4試合全てに出場して活躍し、ジーコ体制の中盤まで安定感ある日本代表の守護神であり続けた。

DF:松田直樹

画像: DF:松田直樹

当時の所属クラブ:横浜F・マリノス

いまなお日本代表の歴史上最も優れたディフェンダーだったと言われることも多い松田直樹。溢れんばかりの闘争心とアスリート能力、サッカーに賭ける思いに満たされた魅力的な選手だった。トルシエ体制ではフラット3の中心として活躍し、この大会でも全試合にフル出場。残念ながら松本山雅FCに所属していた2011年に心臓発作のため死去している。

DF:中田浩二

画像: DF:中田浩二

当時の所属クラブ:鹿島アントラーズ

トルシエ監督の申し子とも言われた左利きのコンダクター。本職はボランチであったが、知的なプレーと左足でのパス出しが評価され、最終ラインの一角として起用された。後にマルセイユの監督に就任したトルシエに誘われてフランスへと移籍し、さらにオーストリアとスイスでのプレーも経験している。現在は鹿島アントラーズでフットボールダイレクターを務めている。

DF:宮本恒靖

画像: DF:宮本恒靖

当時の所属クラブ:ガンバ大阪

トルシエ監督がフラット3の中心に据えていた森岡隆三が怪我をしてしまったため、鼻骨骨折の怪我を抱えながらレギュラーを務めた宮本恒靖。フェイスガードをつけてプレーする姿から「バットマン」の愛称をつけられた。現在は日本サッカー協会の会長を務めている。

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