日本企業DMMが保有するベルギー1部シント=トロイデン(STVV)には、日本人選手7名が所属している。

そのSTVVは今シーズン2位と好調だったが、13日のアンデルレヒト戦に1-2で敗れて、4位へと順位を下げた。

この試合では後藤啓介の古巣対決が話題になったが、同じく古巣対決になった選手がいる。

昨シーズンまでSTVVでプレーしていたアンデルレヒトFWアドリアーノ・ベルタッチーニだ。

25歳のベルギー人FWベルタッチーニは、2024年2月から2025年夏までSTVVに所属。昨シーズンは公式戦21ゴールと活躍し、アンデルレヒトに引き抜かれた。

『La DH Les Sports』によれば、彼はSTVV戦後に谷口彰悟とユニフォームを交換したようで、こう話していたそう。

「彼には計り知れないほどのリスペクトがある。すごく助けてもらったんだ。

そうだね、ちょっとしたユニフォームコレクションをしている(笑)それを増やすにはヨーロッパの大会に出場する必要があるかもね」

谷口は34歳の日本代表DF。大津高校、筑波大学を経て、川崎フロンターレでプロになると、2022年ワールドカップ出場後にカタールのアル・ラーヤンへ移籍。そして、2024年夏からSTVVでプレーしている。

画像: (C)Getty Images
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ベルタッチーニと谷口が一緒にプレーしたのは1シーズンのみ。しかも、谷口はアキレスけん断裂の大ケガで昨年11月から今年5月まで長期離脱を余儀なくされており、2人がともに出場したのは14試合だけ。それでも、ベルタッチーニは谷口を心からリスペクトしているようだ。

その谷口は、今年10月のブラジル戦でおよそ1年ぶりに日本代表に復帰すると、3バックの中央でさすがのプレーを見せつけ、歴史的初勝利に貢献している。

筆者:井上大輔(編集部)

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