2026年ワールドカップで日本代表と対戦するオランダ。
そのオランダ1部リーグのエールディヴィジでは多くの日本人選手が活躍している。
20日には小川航基、佐野航大、塩貝健人が所属するNECと板倉滉が所属するアヤックスが対戦した。
ともに日本代表である小川と板倉は、1997年生まれの28歳。ともに神奈川県横浜市出身でもある。
そうしたなか、小川は、この試合前に『ESPN』のインタビューで、こんな話をしていた。
「(板倉とは)長年の知り合い。15歳から一緒にプレーしてきた親友のひとり。いまでも一緒に夕食に行くし、日本にいるときも一緒に食事をする。
代表チームでもいつもいい時間を過ごしているし、彼は本当にナイスガイ。
当然ながら、一緒に多くの時間を過ごすのは代表チーム。日本で時間があれば、一緒にカフェにも行くし、何時間でも話せる。
例えば、去年は(当時ドイツでプレーしていた)彼に会うためにデュッセルドルフまで車で行った。彼の家でおいしい夕食を食べた」
板倉とはとにかく仲がいいようだ。
その板倉が所属する名門アヤックスには、長期離脱からの復帰を目指す冨安健洋も加わり、オランダ1部でプレーする日本人は9人になった。小川はそのことについてはこう話している。
「冨安とは彼の移籍については話していない。まだね。彼は本当に素晴らしい選手。世界最高のひとりだ。彼がアーセナルで活躍していた事実がその実力を物語っている。トッププレイヤー。
残念なことに彼は怪我で何か月も離脱していた。彼が本来のレベルとコンディションを取り戻せば、素晴らしい選手になる。相手としたら非常に厄介になるね。
(板倉と冨安を含め)僕らはU-17、U-18、U-19、そしてU-20代表で一緒にプレーした。(2017年のU-20)ワールドカップ後に冨安はベルギーのクラブに移籍した。正直に言うと、当時はかなり羨ましく思っていた。
U-20ワールドカップの後、自分もヨーロッパに行きたかったけれど、十字靱帯を断裂してしまった。だから、彼がチャンスを得られたことが羨ましかった。
それから彼はイタリア、そしてアーセナルへと進んでいった。自分も同じことを考えていた。今はヨーロッパにいるし、彼と対戦する機会を得られるのは、僕にとって大きな意味がある」
