全380試合の中でさまざまなプレーや名場面が生まれた2025シーズンの明治安田J1リーグ。
そんな今季J1の各種データを紹介する。
今回は、シーズンを通したチームスタッツの「こぼれ球奪取数」。ランキングは以下の通りとなった。
こぼれ球奪取数 2025シーズン
※クリアやブロックなどの守備プレー後のボールに触れたプレー総数
1位 1479回 ヴィッセル神戸
2位 1395回 サンフレッチェ広島
3位 1306回 ガンバ大阪
4位 1298回 FC町田ゼルビア
5位 1294回 横浜FC
6位 1282回 ファジアーノ岡山
7位 1281回 セレッソ大阪
8位 1274回 京都サンガF.C.
9位 1263回 鹿島アントラーズ
10位 1259回 清水エスパルス
11位 1244回 浦和レッズ
11位 1244回 川崎フロンターレ
13位 1235回 湘南ベルマーレ
14位 1194回 横浜F・マリノス
15位 1192回 FC東京
15位 1192回 アビスパ福岡
17位 1184回 アルビレックス新潟
18位 1180回 名古屋グランパス
19位 1177回 柏レイソル
20位 1097回 東京ヴェルディ
トップは今季リーグ3連覇を目指したヴィッセル神戸。1試合平均では38.9回のこぼれ球奪取を記録した。
ただ、J1を制した2023シーズンは1208回(3位)、2024シーズンは1305回(5位)。そこから数字としては大幅に増えたものの、チームの成績は5位に終わった。
選手の個人スタッツで見たチーム内の「こぼれ球奪取総数」トップ5はこちら。
1位 178回 扇原貴宏
2位 141回 酒井高徳
3位 132回 永戸勝也
4位 123回 井手口陽介
5位 113回 山川哲史
扇原貴宏の178回は全選手の中でトップ。チーム5位の山川哲史でもリーグ21位にランクインしており、こぼれ球に対する強さは紛れもなく神戸の長所だった。
なお、2位は過去2年トップだったサンフレッチェ広島。この分野では強そうなイメージのある城福浩監督率いる東京ヴェルディが意外にも最下位だった。
筆者:奥崎覚(編集部)
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