J1のガンバ大阪は26日、今季サンフレッチェ広島から期限付き移籍していたFW満田誠が、2026シーズンより完全移籍加入することが決定したと発表した。

満田は1999年7月20日生まれの26歳。強豪街クラブであるソレッソ熊本からサンフレッチェ広島ユース、流通経済大学を経て、2022年に古巣広島でプロ入り。1年目から29試合9ゴールを記録した。

2年目には、佐藤寿人などが背負った広島のエースナンバー“11番”を継承。正確なキックなど高い攻撃能力と運動量を武器に、怪我による離脱もあったがシャドーだけでなくボランチでも主力として活躍した。

しかし今季はスタメンを外れ、開幕直後の2月27日にガンバ大阪へ期限付き移籍。主に中盤で出場し、30試合2ゴールを記録していた。

以下は、ガンバへの完全移籍を決断した満田のコメント。

ガンバ大阪公式

「サンフレッチェ広島から加入しました満田誠です。ガンバ大阪のタイトル獲得に向けて全力を注ぎ、戦っていきます。昨シーズンより更にチームに貢献できるよう頑張ります。改めまして、よろしくお願いします」

サンフレッチェ広島公式

「このたび、ガンバ大阪に移籍することになりました。ここで伝えきれないほどの思い出が沢山あります。プロになって約3年間で様々な経験をし、成長することができました。

サンフレッチェ広島で11番を背負わせてもらえて嬉しかったです。チャントを聞くたびに毎試合心が熱くなっていました。

ですが、中々その期待に応えるような活躍ができずに申し訳なく思います。選手はもちろんのこと監督、スタッフ、会社の方々、ファン・サポーターの方々にはとても温かく沢山支えられましたし、助けてもらいました。毎試合沢山のファン・サポーターの方々の熱い応援は凄く力になっていました。

ユース時代にこのクラブでプレーすることを選んでから自分にとって特別なクラブになり、本当にサンフレッチェ広島が大好きです。このクラブで最高のチームメイトとサッカーができて幸せでした。約3年間ありがとうございました」

今季J1で9位に終わったガンバ大阪は、3年間指揮を執ったダニエル・ポヤトス監督が退任。新たにドイツ人のイェンス・ウィッシング監督が就任することが発表されている。

筆者:奥崎覚(編集部)

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