キエーヴォ・ヴェローナ

2000年代初頭に「ミラクル・キエーヴォ」と呼ばれる伝説的なチームを作り、セリエAで5位という好成績を残し、UEFAカップにも出場した。ただそのように注目を集める存在でありながら、同じ街のライバルであるエラス・ヴェローナほどの観客数を集められなかった。
そして2021年には未払いの税金を抱えていることが明らかになり、最終的にセリエBから追放されることになった。ただ、その後元選手のセルジョ・ペリシェが新たに後継クラブの「FCクリヴェンセ」を設立し、今季までに最下層のリーグからセリエDまで昇格している。
グルノーブル

2004年に日本企業のインデックス・ホールディングスが買収して大きな話題になったグルノーブル。2008年にはフランス・リーグアンに昇格し、松井大輔を獲得するなど野心的な動きを見せていた。
ただ、それから3年後の2011年に290万ユーロ(およそ4.6億円)の負債を抱えていることが明かされて倒産。インデックスが虚偽の財務諸表を提出していたことも明らかになり、5部への降格処分が言い渡された。ただ、クラブはそれから急速に復活を遂げ、現在は2部リーグまでカテゴリを上げている。
ル・マン

日本から松井大輔を獲得したことで知られるル・マン。トゥーリオ・デ・メロやステファン・セセニョン、ジェルヴィーニョなどの若手選手が躍動し、リーグアンでも好成績を残した。
ただ2009-10シーズンに降格した後には経営難が明らかになり、クラブ名を「ル・マンUC」から「ル・マンFC」に変更。長い法廷闘争の結果クラブは清算されることになり、2016年にアマチュアクラブとして再編された。その後継クラブは現在3部までカテゴリを上げている。
ちなみに松井大輔が所属したクラブではロシアのトミ・トムスクも経営難のため昨年解散している。
筆者:石井彰(編集部)
