新シーズン開幕が間近となったJリーグ。昨シーズンまでJ1の川崎フロンターレに所属していた元韓国代表GKチョン・ソンリョンは、J3の福島ユナイテッドへ移籍した。
41歳のチョン・ソンリョンは、かつて韓国代表の守護神だったレジェンド。2016年から2025年まで在籍した川崎を離れることになったが、こんなメッセージを日本語と韓国語でSNSに綴っていた。
「アキとゴンさんとアキト、そしてミョンホ兄達から送別会をしてもらいました。本当に感動しました。
この人たちと一緒にいる間、よくご飯を食べに行って、たくさん話をしました。本当の家族のような存在です。今でも一緒にいるような気がしています。
私たちはまた必ず会います。近いうちにまた会いましょう。本当にありがとうございました。」
送別会では韓国語と日本語でメッセージが入ったケーキが贈られるなどしたそうで、感激したそう。
アキは川崎に所属する元日本代表MF家長昭博。39歳のレフティは、韓国でのプレー経験もある。
ゴンさんは、通訳の中山和也さん、ミョンホ兄も通訳のキム・ミョンホさん。そして、アキトは、川崎のチームマネージャーを務める小林映登さんのことだろうか。
家族のような存在だった4人との別れを惜しみつつ、再会も誓っていた。
そのチョン・ソンリョンは、福島で背番号78を背負うが、「78番は大切な約束の番号。ここでは一人ですが、キム通訳の生まれ年を背負い、責任を持って戦います。このユニフォームには特別な意味があります。自分の力になり、チームの力になれるよう、今年も全力で頑張ります」とも投稿。
地元川崎市出身のキム通訳は、公私ともにチョン・ソンリョンを支えてくれたそうで、同氏が1978年生まれであることから、78番をつけることを決意したとのこと。
キング・カズこと三浦知良も加入した福島が今月開幕する明治安田J2・J3百年構想リーグで着用するユニフォームは「歴代ユニフォームの要素を切り取り、パッチワーク風にデザインすることで、クラブの軌跡を表現。現行エンブレムと共に積み上げた歴史と想いを身に纏って、力強く戦う覚悟が込められている(クラブ公式)」そうで、チョン・ソンリョンはそこへの思いも胸に新シーズンに挑むようだ。
筆者:井上大輔(編集部)



