2月28日、イスラエルとアメリカはイラン国内の複数の標的に対して共同攻撃を開始した。

アメリカのドナルド・トランプ大統領は、自身のSNSを通じて、イランの最高指導者だったアリ・ハメネイ師が死亡したとしつつ、「イラン国民にとって祖国を取り戻す最大のチャンスだ」などとも綴っている。

そのイランのサッカー代表チームは、アジアにおける強豪。FIFAランキングでも19位の日本代表に次ぐ、20位となっている。

イラン代表はアジア予選を突破し、アメリカ・カナダ・メキシコで共催される2026年FIFAワールドカップへの出場権を手にしているが、国家間の衝突が勃発したことによる影響が懸念されている。

このほど、FIFAのマティアス・グラフストロム事務総長は、ウェールズでの国際サッカー評議会の会合に出席。

『The Athletic』によれば、アメリカとイランの緊張の高まりがワールドカップに与える影響についてこう述べたという。

「あなた方と同じように私も今朝のニュースで知った。本日は年次総会があり、詳細についてコメントするのは時期尚早だ。

とはいえ、もちろん、世界中のあらゆる問題の動向を注視していく。我々の目標は、全員が参加する安全なワールドカップの開催だ」

一方、イラン代表のアミール・ガレノイ監督は、政治的発言は控えつつ、アメリカでのビザ発給については、「FIFAも含め、全員が努力している。チーム、スタッフ、選手全員がワールドカップに出場できるように最善を尽くす」と話したという。

ただ、『IRNA』によれば、イランサッカー連盟会長は、「アメリカの支援を受けたシオニスト政権(イスラエル)による我が国への残虐な攻撃を受け、ワールドカップに希望を持って臨むことは到底不可能だ」と述べたとのこと。

イランはワールドカップのグループGでベルギー、エジプト、ニュージーランドと同組に入っている。

筆者:井上大輔(編集部)

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