オランダ・エールディビジのNECナイメーヘンでプレーしている日本代表MF佐野航大。冬には少し苦しい時間もあったものの、このところは素晴らしいパフォーマンスを続けてきた。その彼に対して、クラブを率いているディック・シュローダー監督が賛辞を贈ったと伝えられている。
火曜日に行われたKNVBカップ準決勝、PSVとのビッグマッチで3-2の勝利を収めたNEC。この試合でも佐野はチームの勝利に大きく貢献した。
彼は今冬の移籍市場でアヤックスへのステップアップの可能性が報じられていたものの、最終的に移籍は実現せず。シュローダー監督は、その交渉が破談に終わった際の佐野の振る舞いについて高く評価しているようだ。
『soccernews.nl』が報じたところによれば、シュロイデル監督は『ESPN』のインタビューに対し、以下のように語っていたという。
「この冬、彼には本当に多くの話が舞い込んできた。移籍市場が閉まる2日前というタイミングだったが、NEC以外のクラブからも関心が寄せられていたんだ。
それでも我々クラブ側が残留を求めると、彼はそれを実にあっさりと受け入れてくれたんだ。その姿勢には本当に敬意を抱いているよ。
彼は毎日ハードにトレーニングに励んでいる。試合で少し上手くいかない時があっても、それは人間だから当然のことだ。かつての彼らしいプレーが完全に戻ってくることを期待しているよ」
アヤックスは今夏の移籍マーケットでも佐野の獲得に向かうと伝えられている。その鍵を握るのは、エールディビジの2位争いの行方だという。
もしアヤックスが2位以内に入れば佐野獲得に動く可能性は高まるが、逆に好調を続けるNECが2位に食い込むようなことがあれば、クラブは再び全力で彼を引き留めることになるだろう。
筆者:石井彰(編集部)
