大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸が所属するMLBロサンゼルス・ドジャース。
開幕を控えるなか、キム・ヘソンをトリプルAに降格させ、彼は開幕ロースターから外れることになった。
27歳のキムは、2026年WBCにも出場した韓国代表選手。内外野をこなせるユーティリティーとして、2025年にドジャースと3年間1250万ドル(約20億円)で契約を締結。1年目はレギュラーシーズン71試合に出場していた。
キムは新シーズン開幕に向けたオープン戦で打率4割以上を残していたが、空振りが多かったため、チームはスイングの改善を求めているという。
そうしたなか、韓国の『Mania Report』は、こう伝えていた。
「大谷ロマンスが招いた惨劇!4割打ってもマイナー行きのキム・ヘソン。自業自得の残酷物語…金とキャリアがすべて失敗、なぜエンゼルスに行かなかったのか。
開幕前にドジャースが下した決断は容赦のないものだった。スプリングトレーニングで驚異的な打撃を見せていたキム・ヘソンは、開幕ロースター入りを果たせず、マイナー降格を告げられた。
1年前に大型契約と先発の座を約束したロサンゼルス・エンゼルスを断り、「大谷翔平と一緒にプレーしたい」という強い思いからドジャースを選んだ彼の「ロマンチックな選択」は、結果的にキャリア最大の惨劇を招いた。
キム・ヘソンは今年のスプリングトレーニングで打率4割と打ちまくった。対照的に開幕ロースター入りを果たしたライバルは、打率.116と苦しんでいた。もし実力だけが基準であれば、キム・ヘソンがロースターから外された理由は説明がつかない。
結局、ドジャースはキム・ヘソンをロースター管理の都合上「いつでも放出できる保険」として扱い、マイナー降格拒否条項がないという契約上の弱点を悪用したのだ。
昨年エンゼルスは、ポスティングしたキムにマイナー降格拒否条項と二塁手としてのレギュラーポジション保証を含む、5年総額2800万ドル(約44.6億円)という破格の契約を提示した。
結局、キム・ヘソンはドジャースと契約を結んだが、エンゼルスの提示額の半分にも満たないものだった。
大谷と同じチームで優勝するというロマンチックな夢を追い求めた彼は、自らの「生き残る権利」、つまり拒否権を放棄し、その結果、マイナー降格という事態に陥った。
金銭とキャリアの両方を失う瀬戸際に立たされたキム・ヘソンに、これからどのような道が残されているのか。
華やかな大谷のオーラに隠れたまま全盛期をマイナーで浪費するには、4割の打率はあまりにももったいない」
大谷がいるドジャースでプレーすることを選んだが、契約にマイナー降格拒否権が含まれていなかったことで、厳しい状況に置かれてしまったとのこと。
ドジャースは26日の開幕戦でアリゾナ・ダイヤモンドバックスと対戦する。
筆者:井上大輔(編集部)



