「『SPORT1』のシュテファン・クンベルガーも今後は自前のユース選手育成にさらに注力し、同時に移籍戦略も見直していくと見ている。
「若手選手のパフォーマンスを見れば、バイエルンはジャマール・ムシアラ、ルイス・ディアス、ハリー・ケインといったトップスターらとともに歩む一方で、もはやサーシャ・ボイや伊藤のような選手を大量に獲得する必要はない」と同氏は語る。
メッセージは明確だ。主力選手は引き続き外部から獲得するものの、チーム層の厚さはクラブ内部の選手育成によって強化していく。
クンベルガーはこれをファンにとっても重要な利点と捉えている。「若い選手たちはファンからの信頼が高いので重要になる。若手がミスをしても誰が責めるだろうか」と。
バイエルンの新たなアプローチは明確になった。高額な移籍金による戦力拡大は減らしつつ、自前のユースチームから質の高い選手を育成する。
この戦略は経済的に理にかなっているだけでなく、クラブのイメージを刷新する可能性も秘めている」
25歳のフランス人DFボイは2025年1月にガラタサライから移籍金3000万ユーロ(約55億円)でバイエルンに加入したが、今冬に古巣ガラタサライにローンで放出された。
今後はユース選手の育成にさらに注力しつつ、限られたスターだけを高額な移籍金で補強するスタイルに転換していく可能性があるようだ。
筆者:井上大輔(編集部)



