アルビレックス新潟シンガポールから改称するシンガポール1部のFCジュロンは10日、元日本代表MF本田圭佑が、2026-27シーズンより加入することが決定したと発表した。
本田は1986年6月13日生まれの39歳。ガンバ大阪ジュニアユースから星稜高校を経て、名古屋グランパスでプロ入りすると、プロ1年目から31試合2ゴールと活躍。2008年1月にオランダのVVVフェンロへ移籍して以降、欧州で大きな飛躍を遂げていった。
その結果、日本代表では、2010年の南アフリカ大会からワールドカップに3大会連続で出場。日本人として初めて3大会連続ゴールを記録するなど歴史に名を残した。
クラブレベルでも、世界的な名門であるイタリアのミランで10番を背負ったのち、さまざまな国でプレー。一時、カンボジア代表監督を務めるなど各国で影響力を発揮したほか、ビジネス面でも活躍を見せている。
2024年10月にブータン1部のパロFCでプレーして以降無所属だったが、今回、シンガポール1部で地域クラブとして生まれ変わるFCジュロンへ加入することになった。以下は関係者のコメント。
本田圭佑
「この度、FCジュロンでプレーすることになりました。個人としては今年40歳となり、複数国リーグでの得点ギネス記録がかかっていたりと、色々な挑戦があるのですが、このクラブで1番成し遂げたいことはリーグで優勝することです。
強敵が2クラブほどいるのでかなり難しい挑戦にはなりますが、必ず成し遂げたいと思います」
是永大輔チェアマン
「FCジュロンとして新たな一歩を踏み出す2026/27シーズン。覚悟を持って、目指すスタイルをさらに突き詰める。ハードワークとチームワーク。試合の主導権を握るということ。
もちろん、時代によってフットボールの枝葉は変わる。だからこそ、このクラブの揺るがぬ土台を築き上げたい。
ワールドカップ3大会連続で得点とアシストを記録。そして、数々のトップクラブでのプレー。世界有数の経験値を持った本田圭佑がやってくる。
偉大な城を築くには、盤石な礎が必要だ。その礎に、世界基準の経験と思想、そして情熱を注ぎ込む。100年続くクラブのレガシーを、本田圭佑とともに創り上げるのだ。
すべては勝利のために。そして遥か遠くの未来のために。
さあ、プロジェクトが始まります」
是永氏のコメントにもあるように、クラブにとって本田の加入は、単なる戦力補強ではなく、クラブとともに新たな価値を創出し、シンガポールサッカー全体の発展に貢献することを目的としている。改称後のクラブはアジアも視野に成長を目指しており、世界で豊富な経験を積んできた本田の存在は大きな刺激となるはずだ。
また、本田にとっても新たな挑戦であり、ピッチ内外での影響力を通じてクラブの将来的な基盤づくりに寄与することが期待されている。
筆者:奥崎覚(編集部)
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