かつて日本代表の10番として活躍したラモス瑠偉さん。

1977年にブラジルから来日すると、ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)などで活躍すると、1989年に日本へ帰化した。

現在69歳になったラモスさんは、去年2月にステージ3の直腸がんと診断されるも、このほどおよそ1年ぶりにサッカーの仕事へ復帰。その模様をフジテレビ系列の『ノンストップ!』が伝えていた。

前立腺の検査をした際に直腸がんが見つかったそうで、「ショックだったね、まさか…」と落ち込んだという。

その後、抗がん剤を飲みながら、放射線治療を受けた。土日以外は毎日放射線治療を受ける生活を1か月ほど送り、10日休んだのち、点滴による抗がん剤投与も受けたそう。

ただ、「どんどん体が弱ってきて、20キロ痩せて…74キロで入院して、手術の時は50キロを切る…」状態に。

結構あったという筋肉もどんどんなくなり、「誰にも会いたくなかった」、「鏡を見て、この顔は人に見せるものじゃない」と感じたそう。

その後、「妻と相談して芯をとりたいと…爆弾をかかえながら生活をするのは嫌だったから」ということで、昨年7月にがんを取り除く手術と人工肛門にする手術を受けた。

手術は7時間半ほどにもなったが、無事成功。ラモスさんは、「我々の勝ち…すべてがうまくいった。自分を信じて、先生の手を信じて」と感慨深げに語っていた。

現在は人工肛門も外れ、主だった治療はしていないそう。

闘病で実感したのは、支えてくれた妻や仲間たちへの感謝。ガンになった際、奥さんが様々なことを調べてくれたそうで、現在も食事面などで手厚いサポートを受けているそう。

ラモスさんは、「感謝より尊敬してる。感謝しきれない、一生。頭が上がる上がらないじゃなくて、めっちゃくちゃ尊敬している。頭が上がらないのは当たり前、結婚した時点で上がらない(笑)」と妻に大感謝。「何よりも素敵な妻がいる…仲間がいなかったらムリです」とも語っていた。

そのうえで、今後の目標として、「ワールドカップの仕事をしたい。今年は日本代表が決勝に行くと思います、少なくともベスト4に行くのは分かってる。そうすると仕事も増える」と宣言。

ステージ3の直腸がんは、10人中3人が5年以内に再発の可能性があるというが、「ガンなんかに負けてたまるか」と力強い言葉も語っていた。

日本代表が出場するサッカーワールドカップは6月に開幕。優勝を目指すサムライブルーは、6月14日の初戦で強豪オランダと対戦する。

筆者:井上大輔(編集部)

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