オランダのカップ戦であるKNVBカップの決勝戦が19日に行われ、毎熊晟矢と市原吏音が所属するAZと小川航基と佐野航大が所属するNECが激突した。
途中投入された小川が意地のゴールを決めるも、AZが5-1で勝利し、5度目の優勝を達成。
AZは昨年も決勝に進出したものの、PK戦の末に準優勝に終わっており、1年越しのリベンジを果たした形。
昨年の決勝でハンドを犯して戦犯になってしまったAZのペール・コープマイネルスは、今年の決勝ではゴールを決めてリベンジ達成。
25歳のMFは、「何度もあの時のことを思い出した。あのことはどうしても忘れられない。一年中、ずっとあのことが頭から離れなかった。その苦しみから逃れるために、しばらく国外に出たことさえあった。だが、今こうして優勝できたことが、何よりの癒し」と涙ながらに喜んでいた。
一方、NECのサミ・ウィッサは「本当に悔しい。ファンと自分たちに素晴らしい日をプレゼントしたかったが、残念ながらそうはならなかった。本当にがっかりしている。今は怒鳴っても仕方がない。この敗戦から立ち直らなければならない。(オフになる)この後の2日間は、家で泣いて過ごすことになるだろう」と傷心。
また、元JリーガーであるNECのブライアン・リンセンは「最悪な一日、失望は計り知れない」としつつ、「まだあらゆることを成し遂げることができる。そこに集中するべき」とも語っていた。
NECは残り4試合のリーグ戦で3位につけており、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ出場権確保を目指す(2位フェイエノールト、4位トゥウェンテとはともに勝点差1)。
筆者:井上大輔(編集部)



