日本企業DMMが保有するベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)。
小久保玲央ブライアン、谷口彰悟、畑大雅、伊藤涼太郎、山本理仁、後藤啓介、松澤海斗、新川志音の日本人8選手が所属するクラブは、レギュラーシーズン3位と躍進。
2日には昨季王者で今季も首位に立つユニオンと対戦すると、2-1の劇的勝利を収めた。
後半アディショナルタイムに痛恨の失点で同点に追いつかれるも、その直後に山本がペナルティエリア内で倒されると、STVVにPKが与えられた。
山本は頭からボールに飛び込むと、相手がクリアしようとして高く上げた足に激突。そのままピッチに倒れ込んだ。
このPKを伊藤が冷静に沈めて、STVVは劇的かつ大きな勝点3を手にした(伊藤は今季公式戦10ゴールに到達)。
『Sporza』によれば、STVVのワウター・ヴランケン監督は、「あれはひどいミス(相手のファウル)だった。彼(山本)が大丈夫であることを願っている、彼は病院へ向かった、なぜなら彼は自分に何が起こったのかさえ分からなかったからだ」と話していたそう。山本は頭部接触で記憶が飛んでいたようだ。
山本はパリ五輪にも出場した24歳の技巧派MF。今シーズンはタフさも身に着けるなど大きく成長し、STVV史上最高額となる1000万ユーロ(約18.2億円)以上での移籍が噂されている。それだけに状態が気がかりだ。
一方、ユニオンDFクリスティアン・バージェスは「我々は胸を張ってピッチを後にする。相手チームの何人かはそうは言えないかもしれないがね」と判定への不満を口にしていたという。
追記:STVVは、病院に搬送された山本がサムアップする写真をSNSに投稿しており、幸いにも大事には至らなかったようだ。
筆者:井上大輔(編集部)



