毎日のように練習に遅刻するようになったそうで、当初は遅刻1回で1万円だった罰金は、最終的に1回で80万円になったが、「遅刻してお金払って済むなら」という感覚だったとか。
さらに、自分が試合でプレーさせてもらえないため、「セレッソが負けたら、俺がいないから負けた!ほらみろと大はしゃぎ」するまでに…。
「セレッソが負けている時はすごい気分がいいといいますか、次の日の練習は遅刻なんかせずにまっすぐ行く感じ。セレッソが勝っていると、次の日もチームの輪に入れないなと…」という状況だった。
そうしたなか、香川と同じくスターだった乾貴士がいない試合でスタメン起用された柿谷氏は、2ゴールを決めた勝利に大貢献したが、翌日もなんと遅刻…。
すると、スタッフから「お前はチームにいるべきではない、出て行ってくれ」と宣告され、そのまま逃げるようにJ2の徳島ヴォルティスにレンタルで放出されることになった。
その徳島でブレイクのきっかけを掴むことになる柿谷氏は、こうも話していた。
「香川さんのプレーも活躍も見ないようにしてました。(自分が)恥ずかしいというよりも認めたくないっていうのもあったので。
子供、ガキのまま大人の世界に飛び込んでしまったので、人へのリスペクトもなければ、感謝の気持ちもなにもない。
そういう選手がチームの一員になれることもなく、こういう結果になってしまった。やさぐれて、腐っていた」
なお、37歳になった香川は現在もセレッソでプレーしている。
筆者:井上大輔(編集部)



