また、谷川は「1試合だけ好きなポジションでプレーできるならどこ?」と先輩たちから聞かれると、「センターバックかな。(後ろから全体を)見たい。みんなのエネルギーに火をつけたい。イエス!って」と興味深い話もしていた。
将来的にはリベロ的な役割でプレーすることもあるのだろうか。
そんな谷川が憧れてきたのは、なでしこのレジェンドであり、アジア人史上初のFIFA女子年間最優秀選手賞を受賞した澤穂希さん。
谷川が生まれる前の2001年に放送された『情熱大陸』で、澤さんは「誰だって悲しいし、苦しいし、寂しいし、他の国で…でも、それを乗り越えたら、すごい世界、すごいことが待っている。自分のなかで夢は見るものじゃなくて、叶えるものだと思っている」と語っていた。
その映像を初めて見たという谷川は、「小さい頃からずっと澤さんに憧れてやってきたので、やっぱりかっこいいなとあらためて思いました。夢は見るものではなく叶えるものって、それを行動で示した。(アメリカでプレーしていた当時の澤さんは)顎の骨にひびが入っていたのに最後まで戦っていて…世界1位のプレーヤーになるにはそういうものを持っている必要があるんだなと感じました」とも口にしていた。
谷川擁するバイエルンは24勝2分(90得点、9失点!)というすさまじい強さで女子ブンデスリーガを制したが、女子チャンピオンズリーグでは準決勝で敗退(バイエルンを下したバルセロナが結果的には優勝)。来シーズンは欧州制覇にも期待したい。
筆者:井上大輔(編集部)



