2026年ワールドカップの開幕がいよいよ目前に迫ってきた。北米の地を舞台に、世界最高峰のプレーヤーたちがピッチで躍動する姿に期待が高まっている。
しかしその一方で、自らの過失ではない不運な負傷によって、無情にも大会からの離脱を余儀なくされたスター選手たちがいる。
今回は『FootballTransfers』から、怪我のために惜しくも2026年W杯を欠場することになった10名のスーパースターを紹介する。
ウーゴ・エキティケ(フランス)
リヴァプールでの1年目は、まさに完璧なブレイクを果たしたかに見えたが、その結末はあまりにも残酷なものとなってしまった。
アンフィールドに加入後、フランス代表FWは瞬く間にフィット。コンディション不良に苦しむアレクサンデル・イサクを尻目に、プレミアリーグとチャンピオンリーグの両方で重要なゴールを奪い、攻撃陣の核として強力なパートナーシップを築き上げた。
しかし、その勢いはCL準々決勝のパリ・サンジェルマン戦で無情にも断ち切られた。4月に行われた2ndレグでアキレス腱を断裂。即座に手術が行われたが、リヴァプールは彼の離脱が2027年まで及ぶことを発表し、ワールドカップ欠場が確定した。
これ以上ないほど最悪のタイミングだった。代表での重要な役割を掴みかけていただけに、そして本大会での躍進が期待されていただけに、本人にとっても痛恨の極みであるはずだ。
セルジュ・ニャブリ(ドイツ)
バイエルン・ミュンヘンでヴァンサン・コンパニ監督の下、見事に復活を遂げたセルジュ・ニャブリ。2026年ワールドカップではドイツ代表において主役を演じるはずだった。
昨夏の移籍騒動を乗り越えてバイエルンに残留すると、ブンデスリーガとCLで多くの重要なゴールtアシストを記録。ここ数年で最高のシーズンを過ごしていたといえる。
その輝きはユリアン・ナーゲルスマン率いる代表チームでも健在で、W杯予選では全試合に先発。ジャマル・ムシアラ、フロリアン・ヴィルツと共に、ドイツ自慢の攻撃ユニットを形成すると見られていた。
だが4月、右足の内転筋断裂という悲劇に見舞われる。シーズン終了を余儀なくされたニャブリは、自らW杯の「夢」が終わったことを公表。代表スタッフも早期回復を願っていたが、リハビリ中に合併症が発生し、ついに参加の可能性は潰えた。
シャビ・シモンズ(オランダ)
トッテナムでの初年度は、まさに悪夢のようなシーズンとなってしまった。鳴り物入りで北ロンドンへやってきたオランダの若き司令塔だが、プレミアリーグの強度と戦術的な要求に苦戦。時折見せる創造性こそ本物だったが、期待されたほどのインパクトを残せない日々が続いていた。
さらに追い打ちをかけたのが4月のウォルヴァーハンプトン戦。彼は前十字靭帯を断裂してしまい、戦線離脱は2027年まで及ぶ見通しに。ロナルド・クーマン監督の構想からも、自動的に外れることとなった。
クラブでの不調はあったものの、代表での重要性は揺るぎなかった。それだけに、欧州のエリートスターとしての地位を再確立しようと意気込んでいた本人にとって、この離脱はあまりにも痛いものになった。
