20日に日本代表と対戦する予定となっているチュニジア。グループステージ第1節のスウェーデン戦で1-5と大敗したことを受けてサブリ・ラムーシ前監督を解任し、急遽フランス人指揮官のエルヴェ・ルナールを招聘することを決めた。

『AP』や『Daily Mail』の報道によれば、オファーを受託したルナール監督は火曜日にキャンプ地のモンテレイに到着し、チュニジアでの初めてのトレーニングを行ったとのこと。20日に待つ日本代表戦に向けて、彼に与えられた練習はわずか4回しかない。

ルナール監督は練習場で行われた記者会見で、メディアに対して以下のようにコメントしていたとのことだ。

「今は自分たち自身に集中する必要がある。準備を整えるための時間はまだ数日ある。

これはワールドカップだ。この大会を取り巻く情熱を私は知っている。それが私をここへ来る気にさせた。簡単ではない挑戦だ。

選手たちには、顔を上げなければならないと伝えた。君たちは自分たちの国を代表するためにここにいるのだ、とね」

ルナール氏がサブリ・ラムーシ氏の後任を務めるのは今回が初めてではない。2014年ワールドカップの後、コートジボワール代表はグループステージ敗退を受けてラムシ監督が退任。その後任となったのがルナール氏だった。そして翌2015年、彼はコートジボワールをアフリカネーションズカップ優勝へ導いている。

また、ルナール氏は2018年ロシア大会ではモロッコ代表を率い、グループステージ敗退に終わったものの、スペイン代表と引き分けるなど印象的な戦いを見せた。さらに2022年カタール大会ではサウジアラビア代表を指揮。初戦でリオネル・メッシ擁するアルゼンチン代表を2-1で破る大金星を挙げ、世界を驚かせている。

清潔感のある白シャツ姿と情熱的な振る舞いでチームを鼓舞する姿は、国際舞台でも馴染みのある風景であり、選手の感情に火をつけるタイプの指揮官として知られる。

チュニジアにとって、日本戦は大会に踏みとどまるための一戦。新しい指揮官の下で改めて一致団結し、勝利のみを目指してくるはずだ。日本にとっては間違いなく油断することのできない試合となるだろう。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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