アジアとアフリカに共通する誇り

――少なくとも第1戦を終えた段階で、このレベルに到達したことにアジア諸国にはある種の誇りが生まれていると感じますか。W杯が48カ国制に拡大された時には多くの批判がありましたが、アジア勢はしっかり応えています。

「ええ。繰り返しますが、どの試合も接戦ですし、それはアジアのチームに限ったことではありません。他の例を挙げることもできます。昨日は、予想外なことにポルトガルがコンゴ民主共和国と引き分けました。カーボベルデもスペインと引き分けました。私たちはアジア勢のことをよく話題にしますが、アフリカ勢についても同じように語れるはずです。彼らの選手たちもまた欧州でプレーしているわけですから、同じような力学が働いています。

ですから、確かに誇りはあります。なぜなら、W杯や代表チームについて語るということは、国旗であり、国家を語ることだからです。その偉業は国全体のものになります。それが選手や監督に本物の誇りを生み出すのです。昨日のコンゴの監督や選手たちの誇り、スペイン戦後のカーボベルデの選手たちの誇り、トルコ戦勝利後のオーストラリアの誇り、あるいはオランダと引き分けた後の日本の人々――チームだけでなく人々のことも考えるべきです――の誇りを、私は想像できます。

このW杯は、テレビで見ていて本当に素晴らしい大会です。どのファンも自国のユニフォーム、自国の色を身にまとい、皆が混ざり合っている。まさに国々のるつぼ(メルティングポット)です。魔法のような世界的なイベントですよ。現在アメリカとの戦争によって危機の中にあるイランでさえ、その国旗がスタンドではためいている。しかもアメリカ国内で、です。こうした瞬間は、スポーツ全般、とりわけサッカー、そして何よりW杯だけが私たちに提供できる魔法なのです」

若者たちがサッカーを始める動機にもなるのか

――ユースチームの指導経験もお持ちですが、こうした活躍は、その国でサッカーが必ずしもナンバーワンのスポーツではない場合でも、若者たちがサッカーを始める動機になると感じますか。

「ほとんどの国で、すでにサッカーはナンバーワンのスポーツだと言っていいと思います。たとえば日本です。テレビの視聴率を見れば野球がトップスポーツだとよく思われますし、それは事実でしょう。しかし、街の空気に耳を傾ければ、サッカーこそ間違いなくナンバーワンです。代表チームの偉業は、社会に影響を与え、とりわけ若者たちがサッカーに登録したいという意欲に影響を与えることは明らかです。たいていはそういうものです。

チームがW杯に参加すれば、若者の間にすぐさま参加したいという欲求が生まれます。そして大会そのものにとどまらず、ドイツ、スペイン、フランス、あるいはイングランドでアジアの選手たちがプレーする姿を見ることも、非常に大きなインスピレーションの源です。これらの選手たちは、若者たちにとって本物の親善大使なのです」

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日本での盛り上がりについて

――最後の質問です。日本でオランダ戦をどのように体験しましたか。街中にスクリーンはありましたか。どのような雰囲気でしたか。

「いいえ、欧州で見られるような街頭での祝祭的な盛り上がりはありません。ただ、テレビのあるすべてのバーでは、本当に熱気があります。

W杯というのは、世界中どこでも社会的に共有されるものだと思います。たとえこちらでは試合が午前4時だったとしても、皆が起きていますし、何より日本のバーではお祭り騒ぎになるのです。日本対オランダのような試合になれば、同じバーの中に日本とオランダのファンが一緒にいることさえあり、それが試合の中のちょっとした試合のような空間を作ります。今度はビールを飲みながら、ですけどね!

私にとってもっと理にかなった時間帯に放送される試合もあります。たとえば日本対チュニジア戦は、ここでは午後1時になりますから、それは助かりますよ。ちょうど1日の真ん中ですからね」

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