ヘンリク・ラーション
スウェーデンが生んだ最も完成され、そして尊敬を集めたフォワードの一人。ストライカーとしての得点感覚はもちろん、知性と謙虚さ、そして献身的なチームプレーを兼ね備え、スーパーサブとしても活躍できる万能プレーヤーであった。
クラブレベルでの全盛期を過ごしたセルティックでは、ゴールを量産して国内タイトルを総なめにし、2003年のUEFAカップ決勝進出に貢献。さらに、ベテランになってから移籍したバルセロナでの活躍も印象的だった。2006年のチャンピオンズリーグ決勝アーセナル戦、ベンチから投入された彼は2つのアシストを記録し、バルセロナを2-1の逆転勝利へと導いている。
スウェーデン代表では100キャップ以上を数え37ゴールを記録。3位になった1994年ワールドカップなど、多くの主要大会に出場した。また、EURO2004で見せたブルガリア戦のダイビングヘッドは、今なおスウェーデンの歴史に残る名ゴールとして語り継がれている。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ

(C)Getty Images
スウェーデン代表の歴史上最も有名な、そしておそらく同国史上最高のフットボーラーだ。彼のキャリアは単なる「ゴール」だけでなく、強烈な個性、スペクタクルなプレー、そして不屈の精神によって築き上げられた。
195cmの長身で屈強な体躯を持ちながら、ストリートサッカー上がりのような繊細なタッチ、ボレー、そしてアクロバティックなフィニッシュを見せる。まさに稀有な才能だった。イングランド戦で見せた約30メートルの距離からのバイシクルキックは、サッカー史に残る驚愕のゴールの一つである。
代表では歴代最多の62ゴールを記録し、スウェーデンの年間最優秀選手賞を12回も受賞している。グレンやノルダール、リードホルムのように国際試合でのタイトルを勝ち取ることはなかったが、現代における彼の個人的な影響力は他の追随を許さない。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)
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