日本代表は2018年からチームを指揮してきた森保一監督のもとで世界の強豪国を撃破してきた。
今ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で激突することになった王国ブラジルにも昨年10月の対戦でついに初勝利を掴んだ。
そうしたなか、英紙『Guardian』は、日本代表の強みについてこう伝えていた。
「日本は、富が問題ではない。1992年に創設されたJリーグは大きな成功を収めている。
(日本代表の)トップクラスの選手たちの目的地はヨーロッパであり、今大会のメンバーでJリーグでプレーしているのは3人だけだ。しかし、日本代表選手たちは日本国内で育成されている。
現在、欧州の主要クラブには、Jリーグの選手を獲得することに対する抵抗感はほとんどない。トップリーグの直下のカテゴリーから移籍する場合と比べても、適応の過程も特に困難なものではない。
また、明確な『ジャパンスタイル』が存在する。これは森保一監督の8年間にわたる指揮で開花したものだ。
組織的な波状プレッシングで相手を追い込み、テクニカルなポゼッションサッカーを展開する。前田大然がスウェーデン戦で決めたゴールは、まさに日本らしいものだった。
日本はこれまでワールドカップの決勝トーナメントで勝ったことがなく、メンタル面での戦いも鍵になるだろう。とはいえ、10月に東京の国立競技場で行われた親善試合でブラジル相手に0-2のビハインドを跳ね返して勝利したという事実は、その不安を和らげる材料になりうる。
一方、カルロ・アンチェロッティ監督率いるブラジル代表は、かつて彼が率いたレアル・マドリーと同様に奇妙な立ち位置にある。
明らかな欠陥があるものの、試合に勝つためのハイレベルな個人技には溢れているという点だ。
アンチェロッティ監督は今後もヴィニシウス・ジュニオールから試合を決定づけるプレーを引き出し続けるかもしれない。
ただ、日本が中盤を支配する可能性もあるし、久保建英が膝の怪我から復帰すれば創造力を発揮しうる」
森保ジャパンが築き上げてきた日本サッカーは、今大会でも発揮されているとのこと。
一方、ブラジルは南米予選で5位と苦しんだ。今年5月には、スペインの強豪クラブであるレアル・マドリーで辣腕を振るってきたイタリア人のアンチェロッティ監督を新指揮官に招聘。
ただ、個人技頼みの印象がぬぐえず、日本が試合を支配する局面もありえると見ているようだ。
久保はオランダとの初戦で左膝を痛めると、その後の2試合は欠場しているが、果たして。
筆者:井上大輔(編集部)
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