「韓国は、本来なら勝ち抜けているべきだっただけに、最も期待を裏切る結果となった。
チェコとの初戦での勝利は明るい兆しだったが、続くメキシコ戦と南アフリカ戦では、ひどく消極的なプレーに終始。ホン・ミョンボ監督は、前例がないほどの批判を浴びて辞任したが、そこには他の要因も絡んでいる。
アジアサッカー連盟も責任の一端を負う必要がある。
AFCチャンピオンズリーグは度重なる変更に翻弄され、大国、特に準々決勝以降の試合をホストするサウジアラビアに有利な仕組みになっている。
ワールドカップ予選(プレーオフ)においても、サウジアラビアとカタールは、ホームの利と有利な日程の恩恵を受けた。
こうした助けがなければ本大会に出場できていなかった可能性があり、結果として、その方がすべての関係者にとってよかったのかもしれない。
議論すべきことが山積しているが、残された時間は多くない。来年1月にはサウジアラビアでのアジアカップが控えており、新たなサイクルが始まるからだ。
他国にとっては一息ついて、日本に倣って長期的な視点で物事を考える機会になりえる。もしそうすれば、彼らも日本に続き、将来的に決勝トーナメントへ進出できるかもしれない」
韓国はグループステージ敗退となった後、国内で激しい批判が起きている。
ただ、近年サウジアラビアとカタールが力を強めているアジアサッカー連盟にも問題があると同紙は見ているようだ。
昨年10月に行われたワールドカップアジア最終予選プレーオフは、サウジとカタールで行われ、その両国が出場権を掴んだ。
また、アジア最強クラブを決めるACLエリートも近年は準々決勝以降がサウジで一斉開催されてきた。さらに、アジアカップも2023年大会がカタール、2027年大会はサウジで行われる。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images



