決勝トーナメント1回戦でワールドカップの戦いを終えた日本代表。
王国ブラジル相手に先制するも無念の逆転負けで大会を去ることになった。
田中碧は敗退後に号泣。自陣ゴール前でボールを失ってしまったことが、ブラジルの決勝点につながり、自責の念に苛まれていたことが伺えた。
その田中は、JFAが公開した映像で、このような思いを吐露していた。
「やっぱり悔しいなってのが、一番ありますし、申し訳ないってのもありますし。
本当にいいチームだったなってのは、すごく大会前から感じてましたし。
特にカタール(大会)が終わってから、この大会にかけてやってきた部分が多かったんで、そういう意味でこの3年半はすごく、今大会に限らず、最終予選だったり、いろんな親善試合含めてすごくいいチームだったなっていうのは思うので。
だからこそ結果が欲しかったなっていうのが、率直な感想で、それをなし遂げられなかったっていう申し訳なさと、やっぱりまだまだ足りないんだなっていう自分の力の無さを痛感しました。
自分たちが望んでいたものを手に入れることはできなかったですけど、でもそれまでの積み重ねだったりっていうのは、今までの色んな過去のワールドカップの経験から自分たちが色々学んで、少しはその過程という部分では成長できてるのかなという風には思いますし。
もちろんね、結果は到底及ばなかったですけど、日本サッカーっていう意味では、すごく大きく、前進はしているのかなという風に思うので。
もちろんここから、自分が現役の時なのか、それ以降なのかわからないですけど、こういうことを継続していくことが、優勝する国に変わっていくと思うので。そういう意味ではすごく残念ではありましたけど、大きく前進した4年間だったのかなという風に思います。
前回も経験させてもらいましたし、その前回の悔しさもそうですし、そこから自分が移籍だったり、色んなリーグを変えていくなかで、自分自身もすごく常にこのワールドカップっていうものを意識してましたし、ここで優勝するものを求めてたなかで、それができなかったっていう…すごく自分にとっては大きな悔しさにもなりましたし。
個人的には背番号も変えて出させてもらってるんで、だからこそ、もっと何かできたんじゃないかなっていうのは、あらためて自分の力不足っていうのはすごく痛感してますね」
27歳の田中は、2022年の前回大会ではスペイン戦で決勝ゴールをマーク。その得点をアシストしたのは、幼馴染である三笘薫だった。
サムライブルーの主軸だった三笘は直前の怪我により、今大会は無念の欠場。

田中は、三笘がつけていた背番号7を今大会で着用し、盟友の思いも背負って戦った。
それだけに悔しさが募っていたようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images



