4位:モロッコ(2022年)

2022年大会のモロッコが見せた躍進は、あらゆる意味で歴史的だった。彼らはアフリカ勢として初めて準決勝に進出したチームとなり、その過程で欧州のビッグネームを次々と撃破したのだ。

グループステージをクロアチア、ベルギー、カナダを抑えて首位で通過すると、ノックアウトステージではさらにギアを上げた。守備の組織化とインテンシティを武器に、ラウンド16でスペインをPK戦で破り、準々決勝ではクリスティアーノ・ロナウドの夢を打ち砕いた。

ソフィアン・アムラバト、アシュラフ・ハキミ、ヤシン・ボノといった選手たちは、モロッコ国内のみならず、アフリカ全土、そしてアラブ世界のヒーローとなった。準決勝でフランスに、3位決定戦でクロアチアに敗れはしたものの、モロッコはすでに歴史を作っていた。

3位:カーボヴェルデ(2026年)

画像: (C)Getty Images

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これまでのアンダードッグたちほど勝ち進んだわけではないかもしれない。しかし、これほど短期間にファンの心を奪ったチームも珍しいだろう。

2026年にワールドカップ初出場を果たした小さな島国は、初戦でスペインを相手に固い守備を披露。優勝候補の一角を相手に0-0のドローに持ち込み、即座に存在を知らしめた。40歳の守護神ヴォジーニャは神がかり的なセーブを連発して国民的英雄となり、すでに歴史は作られたかのように思えた。

しかし、彼らは単に耐えるだけのチームではなかった。格上相手にも勇気を持って攻め込み、苦境から巻き返すクオリティを見せつけた。特に前回王者アルゼンチンとのラウンド32は、シドニー・ロペス・カブラルが延長戦で決めた劇的な同点弾もあり、瞬く間に「名勝負」として語られるようになった。

最終的には敗退したものの、彼らが見せた個性と恐れを知らぬ姿勢は、ワールドカップの愛すべき物語になるのに十分すぎるものだった。

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