CM:ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル)
プレミアリーグの年間最優秀選手に選ばれた勢いそのままに大会へ入ったブルーノ・フェルナンデス。ポルトガルは彼が攻撃の創造的リーダーになることを期待していたが、結果はわずか1アシスト。試合を動かすことよりも、フラストレーションを爆発させている時間の方が長かった。
攻撃が形にならないたびに露骨に不満を露わにするその姿は、アイデアを失い、苛立ちを募らせるチームの象徴となってしまった。ポルトガルには優勝を狙えるだけの攻撃陣が揃っていたが、最も重要な司令塔が、それらを繋ぎ合わせるためのリズムを見つけ出すことは最後までなかった。
CM:スコット・マクトミネイ(スコットランド)
デンマーク戦での劇的なオーバーヘッドキックでスコットランドを28年ぶりの本大会へ導いたスコット・マクトミネイには、国民から絶大な期待が寄せられていた。
しかし、スコットランドが苦戦を強いられる中で、彼はほとんど影響力を発揮できなかった。彼の献身性と闘争心は健在だったものの、スコットランドを大会へ連れてきた際に見せたような決定的なクオリティを欠いていた。
CM:フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ)
フェデリコ・バルベルデは、ウルグアイにエネルギーと想像力、そして推進力を与えるはずの存在だった。しかし蓋を開けてみれば、あまりにスローで予測可能なサッカーを展開したチームの中心に埋もれてしまった。
彼の才能に疑いの余地はないが、ワールドカップという舞台は、無難なポゼッションや時折見せるインテンシティ以上のものを求めていた。次世代の顔としてチームを牽引することが期待されたが、攻撃の野心とともに彼自身もピッチから消えてしまった。
