RW:ネイマール(ブラジル)
度重なる怪我に泣かされたシーズンを経て、ネイマールを招集したこと自体がブラジルにとっての「賭け」だった。残念ながら、その賭けは失敗に終わった。
34歳になったネイマールのコンディションは、ワールドカップで求められるレベルには達していないように見えた。途中出場しても攻撃が活性化されることは稀で、むしろ彼の存在は、全盛期を過ぎたスターにいまだ依存し続けている王国の現状を浮き彫りにするだけだった。
彼の最後のワールドカップでの振る舞いも、後味の悪いものだった。ノルウェー戦の終盤、ほとんど意味のないPKを決めた後、テレビカメラは相手GKに向けて怒号を浴びせる彼の姿を捉えていた。
LW:エネル・バレンシア(エクアドル)
エネル・バレンシアの大会を要約すると、一つの驚くべきスタッツに行き着く。「ゴール期待値(xG)」は約6点だったにもかかわらず、ノーゴールで大会を終えたのだ。
エクアドルはベテランストライカーのためにチャンスを作り続けたが、バレンシアはそれを決めきることができなかった。シュートがセーブされることもあれば、枠を外れることもあり、決定的な場面でのトラップミスでチャンスをふいにすることもあった。
ST:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)

(C)Getty Images
41歳になったクリスティアーノ・ロナウドに、全盛期の輝きを期待する者は最初からいなかっただろう。それでもポルトガルは、彼の得点力とリーダーシップを信じた。だが結果的に、彼の起用を正当化することは日に日に難しくなっていった。
ペナルティエリア外での動き、プレス、ビルドアップへの関与が極端に少ないにもかかわらず、ロナウドはあまりにも長い時間ピッチに立ち続けた。
勝利への執念と自信は依然として凄まじかったが、肉体的な衰えもまた、誰の目にも明らかだった。サウジアラビアでの数年間は、世界最高峰のインテンシティを維持するには不十分だったのかもしれない。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images
