4位:グレゴール・コーベル(スイス)

ブンデスリーガ屈指の守護神として知られていたグレゴール・コーベルだが、この2026年大会は彼が国際舞台でその地位を確立する絶好の機会となった。

ドルトムントの背番号1は、スイスにとって1954年以来となる準々決勝進出の立役者となった。白眉はコロンビア戦だ。120分間にわたってゴールを死守し、PK戦では決定的なセーブを見せてチームを勝利に導いた。

決勝トーナメントで彼より失点が少なかったGKは数えるほどしかいない。スイスの躍進はチーム全員のハードワークによるものだが、最後の砦としてコーベルが立ち塞がっていた事実は極めて大きい。

3位:オルランド・ヒル(パラグアイ)

オルランド・ヒルの台頭は、今大会で最も心揺さぶるストーリーの一つだ。

数年前、彼は家族と早産で生まれた息子の治療費を工面するため、自らのサッカー用具を売り払っていたという。そんな26歳の苦労人が今大会でブレイクを果たし、マンチェスター・ユナイテッドのリストに名を連ねるまでになった。

198cmの巨躯を誇るヒルは、圧倒的なリーチと鋭い反応を併せ持つ。ラウンド16のドイツ戦では、カイ・ハヴァーツとニック・ヴォルテマーデのシュートをPK戦でストップし、世界を震撼させた。

初戦のアメリカ戦で敗れた後、ドイツとの延長戦を含む3試合で許した失点はわずかに「1」。枠内シュート17本のうち16本を防ぐという驚異的なスタッツを残した。準々決勝でフランスに屈した際も、失点はPKによるものだけだった。

This article is a sponsored article by
''.