2位:ディオゴ・コスタ(ポルトガル)

もしディオゴ・コスタがいなければ、ポルトガルの旅路はもっと早く終わっていただろう。

今大会の強豪国の中でも、ポルトガルの守護神は特に多くの決定機に晒された。しかし、セーブ率86.4%という数字は、一定以上のシュートを受けたGKの中で最高の数字である。

コロンビアとのスコアレスドローでもマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたが、圧巻だったのはクロアチア戦だ。猛攻を仕掛ける相手に対し、幾度となくチームを救うセーブを見せた。スペインに惜敗した試合でも、6本の枠内シュートのうち5本をストップ。最後まで勝利への望みをつなぎ止めていた。

セービング能力はもちろん、足元の落ち着きやエリア外でのカバーリング能力もワールドクラスだ。長年チェルシーからの関心が噂されているが、その理由を今大会であらためて証明してみせた。

1位:ヴォジーニャ(カーボヴェルデ)

画像: (C)Getty Images

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2026年ワールドカップ、その記憶に最も深く刻まれるキーパーは、間違いなくカーボベルデのヴォジーニャだろう。

40歳という大ベテラン。アフリカ以外ではほとんど知られていない存在だった彼は、今や大会のアイコンへと変貌を遂げた。初戦のスペイン戦で7本のセーブを記録し、無失点で切り抜けるという衝撃的なデビューを飾った。

その勢いは止まらない。続くアルゼンチン戦でも、リオネル・メッシらのシュートを8度も阻止。そのプレーは単なる「必死の守備」ではなかった。プレッシャーの中でも冷静にパスをつなぎ、なんと大会中のドリブル成功数でクリスティアーノ・ロナウドを上回るという離れ業までやってのけたのだ。

カーボベルデの快進撃は大会最高のおとぎ話となったが、ヴォジーニャはその象徴となった。彼のキャラクター、勇気、そして確かな技術。それら全てが、彼を今大会最高のゴールキーパーに押し上げたのである。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
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