北中米ワールドカップで世界中のサッカーファンを驚かせた“40歳の守護神”が、新天地を南米に求めた。

チリメディア『EL PAÍS Chile』は25日、チリの名門コロコロはカーボベルデ代表GKヴォジーニャの獲得で合意したと報じた。クラブ首脳も交渉成立を認めており、メディカルチェックを経て正式加入する見通しだ。

40歳のヴォジーニャは、北中米ワールドカップで一躍時の人となったGKだ。グループステージでは優勝国スペインを相手に7セーブを記録して0-0の引き分けに導き、マン・オブ・ザ・マッチを受賞。

さらに決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦でも延長戦までもつれる激闘で再三の好セーブを披露し、カーボベルデの躍進を支えた。

その活躍はピッチ外でも大きな反響を呼び、インスタグラムのフォロワー数は大会期間中に爆発的に増加。スペイン戦後だけでも数千万単位のフォロワーを獲得し、今大会のワールドカップで最もSNS人気を伸ばした選手の一人として世界的な話題となった。

現在無所属の同選手の去就をめぐっては、リオネル・メッシが所属するMLSのインテル・マイアミのほか、南米の複数クラブが獲得を目指していると報じられていた。

そうした中、ヴォジーニャはアメリカの放送局『CBS』の番組に出演し、「広告塔ではなく、選手として必要としてくれるクラブを見つけたい」と語っていた。

同メディアによると、コロコロは正GKフェルナンド・デ・パウルの負傷や控えGKのU-23チリ代表招集を受け、経験豊富な守護神を補強ポイントとして模索したという。

世界を驚かせた遅咲きのスターが、今度は南米の名門で新たな物語を紡ぐことになりそうだ。

筆者:江島耕太郎(編集部)
画像提供:Getty Images

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