日米双方から注目を集めていた二刀流選手が、ついに進路を決断した。
ジョージア大の石川ケニーは現地時間24日、自身のインスタグラムでMLBのシンシナティ・レッズとの契約を発表した。
昨秋のNPBドラフトではオリックスから6位指名を受けていた石川だったが、その後のMLBドラフトではレッズから13巡目(全体392位)で指名。NPB入りとメジャー挑戦の狭間で揺れ動き、「人生で最も難しい決断の一つだった」と葛藤を明かしていた。
関係者によると契約金は約38万ドル(約6200万円)。同期の佐々木麟太郎を上回る条件での契約となった。
この決断は現地メディアでも大きく取り上げられている。ジョージア大関連メディア『247Sports』は「オリックス入りやジョージア大残留ではなく、レッズとの契約を選択した」と伝えた。
さらに注目されるのは、レッズ内部の評価の高さだ。同メディアは現地時間25日、レッズのアマチュアスカウト部長ジョー・カトゥスカ氏のコメントを掲載。
「ケニーは実に魅力的な選手だ。秋の投球は特に興味深かった。投手としての将来性をより高く評価しているが、まずは二刀流として挑戦させるつもり」と語り、球団が投手としてのポテンシャルを高く見ていることを明かした。
また、『Baseball America』のスカウティングレポートでも、石川は「2026年クラスで最も興味深い二刀流選手の一人」と評価されており、クリーンな投球フォームと最速97マイル(約156キロ)の速球が高く評価されている。
日本のファンにとっても、この決断は「大谷翔平以降の二刀流」という流れの中で注目すべきニュースと言える。
同選手はケガの影響もあって投手としての成績は伸び悩んだ一方、打撃では打率.336を記録。現地メディアや球団関係者が一貫して「投手としてのアップサイド」を強調していることからも、レッズがその将来性に大きな期待を寄せていることがうかがえる。
メジャーの舞台で始まる石川ケニーの新たな挑戦。その才能がどのような形で開花するのか、日本とアメリカ双方から大きな注目が集まる。
筆者:江島耕太郎(編集部)
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