Qolyアンバサダーのコラムニスト、中坊コラムの中坊氏によるコラムをお届けします。

サッカー界ならではの素晴らしい制度、連帯貢献金

7月25日、日本代表FW前田大然が、イングランド・プレミアリーグに昇格したイプスウィッチ・タウンFCに移籍。

イギリスメディア『Sky Sports』での報道によれば、イプスウィッチからスコットランドのセルティックへ最大1,000万ポンド(約22億円)の移籍金が支払われるという。

国内サッカーファンとして気になる点は、連帯貢献金がいくら支払われるのか、というポイントだ。

連帯貢献金は、FIFAの規約に基づく国際ルールであり、満12歳から23歳までに所属した全てのクラブに対して移籍金に応じた金額を分配するもの。FIFAの規程では、イギリス国内間での移籍だとしても、サッカー協会が異なるため、スコットランドからイングランドへのクラブ間移籍金発生時は連帯貢献金が生じる仕組みとなっている。

前田の場合、23歳まで在籍していた横浜F・マリノス、松本山雅、水戸ホーリーホック、山梨学院高校等に連帯貢献金が支払われる。

実際にいくら受け取るのか、最大の金額は以下の通りである。※1ポンド218円で計算

・太子町JSC(0.25%)545万円
・川上FC(0.75%)1,635万円
・山梨学院高校(1.5%)3,270万円
・松本山雅(1.0%)2,180万円
・水戸(0.5%)1,090万円
・横浜FM(0.5%)1,090万円

《内訳》

2009年 太子町JSC 12歳 0.25% 545万円

2010年 川上FC 13歳 0.25% 545万
2011年 川上FC 14歳 0.25% 545万
2012年 川上FC 15歳 0.25% 545万

2013年 山梨学院高校 16歳 0.5% 990万
2014年 山梨学院高校 17歳 0.5% 990万
2015年 山梨学院高校 18歳 0.5% 990万

2016年 松本 19歳 0.5% 990万
2017年 水戸 20歳 0.5% 990万
2018年 松本 21歳 0.5% 990万
2019年 (マリティモ) 22歳
2020年 横浜FM 23歳 0.5% 990万

つまり、国内のクラブ、学校法人へトータル約1億円が支払われる。

筆者:中坊(中坊コラム)

1993年からサッカーのスタジアム観戦を積み重ね、2025年終了時点で1,029試合現地観戦。特定のクラブのサポーターではなく、関東圏内中心でのべつまくなしに見たい試合へ足を運んで観戦するスタイル。日本国外の南米・ヨーロッパ・アジアへの現地観戦も行っている。
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画像提供:Getty Images

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