デニウソン(ブラジル)
1998年ワールドカップ当時、デニウソンはまだブラジル代表の絶対的な主力ではなかった。それでも、ベンチから投入されると独特のステップとドリブルで流れを変え、2アシストを記録。21歳の若者は、世界でも屈指の将来性を持つウイングとして注目された。
大会終了後、ベティスは当時の世界最高額となる2600万ポンド(およそ52億円)を支払い、サンパウロからデニウソンを獲得した。
しかし彼は華麗なドリブルで観客を沸かせる一方、得点やアシストという結果にはなかなか結びつかなかった。さらに加入2年目にはベティスが2部へ降格。本人もフラメンゴへ期限付き移籍し、その後も膝の故障に悩まされた。
本人は後年、「自分にはあまりにも高い金額が支払われ、多くを期待された。若かったし、そのすべてに対応する準備ができていなかった」と振り返っている。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)
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