ブライアン・グティエレス(メキシコ)
現所属:チバス
ブライアン・グティエレスの状況は、わずか7か月ほどで大きく変わった。2025年末の時点ではMLSのシカゴ・ファイアーに所属し、メキシコ代表での出場経験もなかった。それ以前にはアメリカ代表の親善試合に2度出場したのみだった。
その後チバスへ移籍し、メキシコ代表を選択。2026年ワールドカップでは主力の一人となった。グループステージ最初の2試合で先発し、イングランドとの対戦ではハリー・ケインからPKを獲得した。
複数のリーグ・アン所属クラブが関心を示しているとされ、ブンデスリーガのクラブも動向を追っているという。ワールドカップによって欧州移籍の可能性が大きく高まった選手だ。
フォラリン・バログン(アメリカ)
現所属:モナコ
バログンにとっては、ピッチ外の騒動にも巻き込まれた大会となった。ラウンド32のボスニア・ヘルツェゴビナ戦では厳しい判定でレッドカードを受け、その後のベルギー戦では出場停止処分を巡る問題が注目された。
ただ、純粋にプレーだけを見れば、バログンは充実したワールドカップを送った。大会では3得点を記録。最終ラインの背後へ走り込むスピードと、ゴール前での動き出しによってアメリカの攻撃を牽引した。
昨季はモナコで公式戦19得点を記録し、そのうち5得点はチャンピオンズリーグで奪ったもの。クラブチームでの実績も見事なものだ。
現在はPSGが関心を示しているとされ、チェルシーやトッテナムへのプレミアリーグ復帰も噂されている。モナコに残って得点を重ねるのか、それともワールドカップでの活躍を機に再びビッグクラブへ向かうのだろうか。
イライジャ・ジャスト(ニュージーランド)
現所属:マザーウェル
ニュージーランドはグループステージ突破に近づきながら、最後までリードを守り切ることができなかった。最終的にはグループ最下位での敗退となったが、そのなかで評価を大きく高めたのがイライジャ・ジャストだった。
イラン戦では2ゴールを奪い、ベルギー戦でも終盤に一矢を報いた。大会得点数でジャストを上回った選手は、エムバペ、メッシ、ベリンガム、ハーランド、デンベレ、ケイン、オヤルサバルら世界的スターばかりだった。
所属するマザーウェルでも昨季はスコットランド1部で35試合7得点7アシストを記録しており、攻撃の中心として活躍した。
現在はスウォンジー・シティ移籍が近づいていると報じられている。まだ公式発表はないものの、実現すればイングランドで新たな挑戦を始めることになる。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)
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