8大会連続でワールドカップに出場した日本代表だが、またも決勝トーナメントで勝つことはできなかった。
そのなかで、選手たちが世界一と自負していたのが、チームの結束力。
39歳の長友佑都は、サポートメンバーとして今大会に帯同した吉田麻也と南野拓実が選手たちが使ったスパイクを磨いていたと語っていた。
37歳の吉田は元日本代表のキャプテンであり、歴代3位のキャップ数を誇るレジェンド。
一方、31歳の南野は、主力として今大会に出場するはずだったが、靱帯断裂によって無念の欠場を余儀なくされた。
2人は、試合日にベンチ入りもできない立場ながら、献身的にチームを支えた。

自身初のワールドカップを戦った日本代表DF菅原由勢もテレビ東京の『FOOT BRAIN』でこう話していた。
「僕ら出た組はリカバリーが始まってるから、パッてシャワーを浴びて、アイスバスなりをしてるんですけど。
僕が戻ったら、麻也さんと拓実くんがめっちゃ靴(スパイク)を磨いて綺麗にしてくれてて。
俺、全裸だったんすけど、いや、俺代わりますって言いに行きましたもん。やめてください!って。
全裸で行ったんですけど、いやお前いいから早く着替えて、次の準備しろって言われて…。
俺なんで全裸で行ったんすかね、間違えた(笑)
いや、びっくりでしたね。それはみんなも言ってたんですけど、あれだけのキャリアがある2人が選手っていう立場じゃない、もちろん多分受け入れるのには難しい立場ながらも、それを受け入れた上に、ああいうチームのために仕事をしてくれるっていうのは絶対簡単なことじゃないですし、プライドもあったでしょうし。
でも、それを押し殺して、チームのために、日本のためにっていうのをやってくれたのを見て、これはもう選手がやらなきゃいけないなとは思いましたね」
菅原は2人がスパイクを磨く姿に驚いて、思わず自分がやると申し出たほどだったそう。
それでも2人は選手が試合に集中するために裏方の役割に徹していたそうで、その姿を見て、心に期するものがあったという。
26歳の菅原にとって、吉田は名古屋グランパスの先輩にも当たる。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images



