欧州主要リーグは移籍市場の真っただ中にある。

日々様々な噂が飛び交っているが、その中心にある人物が『移籍情報王』といえるファブリツィオ・ロマーノだ。

イタリア出身のロマーノは移籍情報に精通し、Xのフォロワー数2881万人を誇る。

日本でも『ロマーノ砲』と評されるなど、どこよりも早く移籍情報をすっぱ抜いてきた。

ただ、以前のように公式発表直前にどこよりも先に情報を出すというよりも、噂の段階でも投稿するようになっている。また、移籍決定までに何度も同じような情報を投稿することもある(鈴木彩艶も一例)。

最近では同業者から批判されることも増えている。Skyドイツ版の移籍通フロリアン・プレッテンベルクとの激しい非難合戦にもなったばかりだ。

そうしたなか、英紙『Daily Mail』は「ファクトチェックを一切しない…ファブリツィオ・ロマーノの移籍情報マシーンはいかにして破綻したのか」という話題を伝えていた。

いまでもクラブや代理人がロマーノの影響力を使うこともあるが、一部からは反発も起きているようだ。

ロマーノからの連絡に応じないクラブもあるそうで、彼は厄介なインフルエンサーであり、微妙な段階にある移籍交渉を危うくする可能性もある人物と見なしているという。

また、同様にロマーノに反発するエージェントもいるとのこと。

デリケートな移籍交渉を進めていた際、移籍元のクラブ関係者が、選手が乗るプライベートジェットの予定フライト時間に関する情報をロマーノに流していたことを突き止めたケースもあったそう。

『L’Equipe』に本人が語ったところによれば、ロマーノはグラフィックデザイン担当2名、動画編集担当1人を雇っているものの、編集に関する業務は自身で管理しているという。

真偽は不明ながら、彼は390万ポンド(約8.4億円)ほどの年収を稼いでいるという話もある。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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