大盛況の中でワールドカップの開催を終えたアメリカ。その国内リーグであるMLS(メジャーリーグサッカー)が、2028年からシステムを大きく変える可能性があるという。
『Guardian』によると、MLSは2028年に行う秋春制への移行に合わせ、ポストシーズンやリーグシステムの再設計を進めているとのこと。
レギュラーシーズンについては、現在東地区(イースタン・カンファレンス)と西地区(ウエスタン・カンファレンス)に分かれている2リーグ制を廃止し、全チームを5つのグループに分けるものになる。
レギュラーシーズン終了後に行われるプレーオフには20チームが出場するが、これはグループごとの順位で決まるわけではない。
「全てのグループのチームが1つの順位表にまとめられ、その上位20チームがプレーオフ進出」というレギュレーションになり、各グループに出場枠が均等に配分されるわけではないという。
20チームのうちの13位〜20位の8チームは予選ラウンドに回り、ノックアウト形式で4チームが脱落。プレーオフ本戦には上位12チーム+予選を勝ち抜いた4チームが参加し、トーナメントで最終的なチャンピオンを決めるとのこと。
しかし、総合順位の上位8チームには、最初のラウンドで一度敗れても即敗退とはならない「ダブルチャンス」が与えられる案もあるという。
ただ、これらはまだプランの段階であり、正式に実行するまでにはまだ様々な変更が行われる可能性があるそうだ。
MLSは、2027年の前半には現在の春秋制から秋春制に移行するための「スプリントシーズン」という特殊なリーグを行う予定だ。2023年にApple TVと放映権契約を結んだあとは試合数の増加やエンターテインメント性の強化を進めている一方、ファンからは「ビジネスに寄りすぎている」という批判もある。
世界でも有数の成長を遂げているリーグのひとつといえるMLS。2027年から2028年にかけて行われる改革で、それがさらに加速することになるのか、あるいは停滞してしまうのか。サッカー界から大きな注目を集める存在になりそうだ。
筆者:石井彰(編集部)
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