ヤン・ディオマンデ
移籍:RBライプツィヒ → レアル・マドリー
今夏最大級のディールとなったのが、コートジボワール代表FWヤン・ディオマンデの移籍だ。19歳のウインガーにレアル・マドリーが支払った基本移籍金は1億2500万ユーロ(およそ232億円)。さらに最大1500万ユーロ(およそ28億円)のボーナスが加わるとされ、クラブ史上最高額級の補強となった。また、契約は2033年までの長期だ。
ただし、ディオマンデはW杯だけで評価を跳ね上げたわけではない。昨季RBライプツィヒで大ブレイクし、公式戦36試合13得点10アシスト。その時点でリヴァプールやPSGといった巨大クラブの視線を集めていた。
W杯での数字は4試合1アシストと決して圧倒的ではない。それでも19歳で世界最高峰の舞台を経験したことが、価値をさらに押し上げた。
ロドリ

(C)Getty Images
移籍:マンチェスター・シティ → バルセロナ
彼の移籍金は6500万ポンド(およそ140億円)、2030年までの4年契約と報じられている。この移籍を後押しした最大の要因の一つが、2026年ワールドカップでの働きだ。ロドリはスペイン代表のキャプテンとしてチームを世界一へ導き、大会最優秀選手にも選ばれた。2024年にはバロンドールを受賞。ピーク時には世界最高の守備的MFと評されてきた男である。
シティでは7年間で298試合に出場し、4度のプレミアリーグ制覇やチャンピオンズリーグ優勝など14の主要タイトルを獲得。2022-23シーズンの三冠では、チャンピオンズリーグ決勝で決勝点まで奪っている。
一方で近年は膝の大怪我に加え、ハムストリングや背中の問題にも苦しんだ。契約は2027年までだったが、本人が新契約を拒否。一時はレアル・マドリー行きが有力視されたものの、最終的に選んだのはハンジ・フリック率いるバルセロナだった。プレミアリーグでほぼすべてを勝ち取り、母国を世界王者へ導いた男。今度はバルセロナの心臓として、新たな挑戦が始まる。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images
