日本代表GK鈴木彩艶のアストン・ヴィラ加入が、プレミアリーグの移籍市場に新たな動きを生んでいるようだ。

アストン・ヴィラは今夏、パルマから鈴木を3000万ユーロ(およそ56億円)の移籍金で獲得。ボーナスを含めれば最大3500万ユーロ(およそ65億円)の規模に達する大型補強となった。

そして、この加入によって去就が一気に注目されているのが、同じアストン・ヴィラに所属しているアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスだ。

『Sky Sports』によると、チェルシーはこの移籍市場終盤でマルティネス獲得を検討しているという。キッカケはマルティネス側の代理人からチェルシーへ売り込みが行われたことだと伝えられており、クラブは現在の正GKロベルト・サンチェスと比較しながら補強の是非を検討しているようだ。

マルティネスは2020年にアーセナルからヴィラへ加入し、これまで公式戦256試合に出場するなど中心的な役割を果たしてきた。2026年5月にはヨーロッパリーグ優勝も経験し、ウナイ・エメリ監督のもとで2度のチャンピオンズリーグ出場にも貢献した。

アルゼンチン代表でも2022年ワールドカップ優勝の立役者となり、2026年大会では準優勝。さらに2021年、2024年のコパ・アメリカ制覇など、世界でもトップクラスの実績を持つGKとして知られる。

先日行われたブライトン戦でもゴールマウスを守った彼であるが、今夏のマーケットでユヴェントス移籍の可能性もあったと伝えられており、アストン・ヴィラを離れる動きも見せていたことも事実である。

一方、今季のチェルシーではロベルト・サンチェスが正GKを務めているものの、先日のフラム戦では複数のミスがあり、その安定感に疑問が投げかけられている。

もしエミリアーノ・マルティネス側が新しいクラブへの移籍を決断すれば、当然ながら鈴木彩艶がアストン・ヴィラの正守護神に抜擢される可能性は高まるが…。果たして移籍マーケット最終日までに動きはあるだろうか。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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