フェイエノールトでプレーしている日本代表FW上田綺世。彼がこの夏に移籍するのではないかと言われているのがフランス・リーグアンのリールだ。
隣町のカレーにはUKへと渡るユーロトンネルがあり、さらにベルギーとの国境にあるということで国際的な地域としても知られている。
今回はそのリールからビッグクラブへと羽ばたいていった10名の選手を厳選してご紹介する。
ニコラ・ペペ

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移籍先:アーセナル(2019年)
移籍金:7900万ユーロ(およそ146億円)
フランスの小クラブであるアンジェで大ブレイクを果たしたニコラ・ペペ。その際はサイドのドリブラーとして知られていたが、2017年にリールへと移籍してからはウイングストライカーとして得点力が開花した。
2018-19シーズンに22ゴールという素晴らしい結果を残し、7900万ユーロという両クラブの最高額記録となる移籍金でアーセナルへ引き抜かれている。
ただ、プレミアリーグではリール時代ほど圧倒的な存在にはなれなかった。左足のキックや個人技で印象的なゴールを生み出し、FAカップ優勝にも貢献した一方、クラブ史上最高額という期待値を考えれば評価は厳しいものとなった。
リュカ・ディーニュ

(C)Getty Images
移籍先:PSG
直近の移籍金:1500万ユーロ(およそ28億円)
リールの下部組織で育成され、17歳でトップチームの左サイドバックに抜擢されたリュカ・ディーニュ。その若さを感じさせない完成度と穴のないプレーですぐさま注目を集めた。
2013年には当時カタールの資金が注入され始めていたPSGに移籍することになったが、そこではベテランのマクスウェルがレギュラーだったため今ひとつ活躍できず。その後ローマへのローンを経てバルセロナへ移籍。さらにエヴァートン、アストン・ヴィラと欧州トップレベルを渡り歩いた。
そして2026年夏、33歳となったディーニュはアストン・ヴィラを離れ、実に11年ぶりにPSGへ復帰。最初にリールから加入したころとは比べ物にならないほど巨大化したクラブへ、今度は500試合以上のクラブ経験を持つベテランとして帰還している。
アユブ・ブアディ
移籍:リール → マンチェスター・シティ(2026年)
移籍金:9500万ユーロ(およそ176億円)
このリストで最も新しく、そして移籍金という意味で最も衝撃的な選手がブアディだ。2021年にリールの育成組織へ加入すると、すべてのカテゴリーを飛び級のように突破。15歳半でプロ契約を結び、2023年10月のカンファレンスリーグでは16歳3日にして欧州カップ戦デビューを飾った。
さらに17歳の誕生日だった2024年10月2日には、チャンピオンズリーグのレアル・マドリー戦で先発し、歴史的な勝利に貢献した。さらに夏のワールドカップではモロッコ代表の中心選手として活躍し、
マンチェスター・シティが獲得に動いた。
その移籍金は固定約9500万ユーロ+ボーナス500万ユーロと報じられ、総額1億ユーロ規模。18歳のMFに対する投資として異例で、プレミアリーグ史上最高額の10代選手となった。
