エドン・ジェグロヴァ

移籍:リール → ユヴェントス(2025年)

移籍金:1430万ユーロ(およそ26億円)

コソボ代表の技巧派ウインガー、エドン・ジェグロヴァにとって、リールはその才能を欧州トップレベルへと押し上げたクラブだった。

ヘンクでプロキャリアを始め、その後バーゼルへ移籍。左利き特有の細かなボールタッチとドリブル能力は早くから知られていたが、真に5大リーグで評価を確立したのは2022年1月にリールへ加入してからだった。

リーグアン参戦以降、リールで成功させたドリブルは181回でチーム最多。またリーグ戦で15得点12アシスト、計27得点に関与。「コソボのロッベン」とも呼ばれたドリブラーは、またたく間に欧州注目のウイングになった。

そして2025年9月、ユヴェントスが彼を完全移籍で獲得。基本移籍金1430万ユーロ、さらに最大300万ユーロのボーナスが設定され、2030年までの契約を結んだと伝えられている。

リュカ・シュヴァリエ

移籍:リール → パリ・サンジェルマン(2025年)

移籍金:4000万ユーロ(およそ74億円)

2014年にリールの育成組織へ加入したゴールキーパー。2021-22シーズンにはヴァランシエンヌへローンされ、2部で30試合に出場した。

この武者修行が転機となり、リール復帰後はトップチームの正GKへ。反射神経だけでなく、冷静なポジショニングや足元の技術にも優れ、現代型GKとして評価を高めていった。

そして、その評価を決定的にしたのが2024-25シーズンである。チャンピオンズリーグのリーグフェーズでリールが7位という驚きの成績を残すなか、最後尾からチームを支えた。シーズン終了後にはUNFPのリーグアン年間最優秀GKに選ばれ、ヤシン・トロフィーの候補にも史上最年少で名を連ねた。

そして2025年8月、PSGと2030年までの5年契約を締結。加入直後のUEFAスーパーカップではPK戦で存在感を発揮。さらに2025-26シーズンのチャンピオンズリーグでも勝ち進み、決勝アーセナル戦をPK戦の末に制して欧州王者となった。

レニー・ヨロ

移籍:リール → マンチェスター・ユナイテッド(2024年)

移籍金:6200万ユーロ(およそ115億円)

レニー・ヨロは、リールのアカデミーが生み出した“超高額10代選手”のひとりだ。12歳でリールの育成組織へ加入してから、年代別チームで飛び級を重ねると、16歳だった2022年にトップチームデビューを飾る。

対人守備、空中戦、カバーリングに加え、後方からボールを運べる冷静さも備えており、10代ながらリーグアン屈指のセンターバックへ急成長した。まだ18歳にもかかわらずレアル・マドリーをはじめとする欧州の巨大クラブが注目する存在となった。

その争奪戦を制したのがマンチェスター・ユナイテッド。2024年7月、リールとの合意が正式発表され、18歳のDFがオールド・トラッフォードへ向かった。

新天地でのスタートは怪我もあって厳しいものとなったが、徐々にポジションを確保し、ヨーロッパリーグ決勝進出にも貢献。2年目からはレギュラーとして最終ラインの貴重な役割を果たしている。

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