U-NEXTは8月31日、アメリカを代表する総合メディア・エンターテイメント企業NBCUniversalとの間で、日本市場における包括的な戦略パートナーシップを締結したと発表した。
映画やドラマの配信にとどまらず、ストリーミング、テーマパーク、ライブ・イベント、日本コンテンツの海外展開までを横断し、新たなエンターテイメント経済圏の創出を目指す。
今回の提携の柱の一つが、NBCUniversalのグローバル・ストリーミングブランド「Universal+」の日本展開だ。
U-NEXTは日本における独占展開プラットフォームとなり、ユニバーサル・ピクチャーズやドリームワークス・アニメーション、イルミネーションなどが手掛ける映画・ドラマの豊富なライブラリーを提供。2026年10月から順次展開し、2027年春以降には劇場公開から間もない最新映画や大型ドラマシリーズも独占配信する予定だ。
さらに、2026年に開業25周年を迎えたユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)とも連携。500万人を超えるU-NEXT有料会員基盤とUSJのリアルな体験価値を掛け合わせ、音楽ライブやイベントの共同開発、会員限定の特典、新たな映像コンテンツの企画・制作などを検討する。
映像を見るだけではない、新たな会員体験の創出を目指す。
もう一つの重要な取り組みが、日本コンテンツの海外展開だ。U-NEXTはNBCUniversalのアメリカ向け「Peacock」や中南米の「Universal+」など、世界的な配信ネットワークとの連携を通じ、日本のドラマ、アニメ、映画、オリジナル作品を海外へ届けることを目指す。
プレミアリーグ配信などサッカーファンにとってお馴染みの存在となったU-NEXTは映画やドラマ、アニメに加え、スポーツ、音楽ライブ、電子書籍などを展開する総合エンターテイメントサービスへ成長している。
今回の提携を通じ、単なる動画配信サービスから、世界のコンテンツと日本のコンテンツ、さらにオンラインとリアルな体験をつなぐプラットフォームへの進化を加速させる。両社は今秋以降、具体的な作品ラインナップやキャンペーン、イベントなどを順次発表する予定だ。
筆者:奥崎覚(編集部)
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