いまや日本代表の頼れる守護神となった鈴木彩艶。
23歳の大器は、今季からアストン・ヴィラでプレーすることになった。
ワールドカップの舞台でさらに評価を高めたこともあり、パルマへの移籍金は総額3500万ユーロ(約64.5億円)ほど。
鈴木は新天地で足元の見事なビルドアップ能力を見せつけている。
そうしたなか、シント=トロイデン時代のGKコーチであるデニス・ルーデルがまた彼について語った。『The Athletic』のインタビューでこんな話をしていたのだ。
「彼はアンビリーバブル。あれほどのフィジカルを持ち、これほどダイナミックで、爆発的な跳躍力を持つGKは見たことがない。
ほとんど人間ではない。最初の週に彼とトレーニングをした際、彼はベルトを巻いてレジスタンストレーニングをした。彼のフィジカルがあまりに強靭だったので、ベルトを引き裂くのではないかと思ったほどだ。
信じられないほどのフィジカルの強さを持っており、腕もすさまじく強い。
だから、弱めのダイブでボールに触れただけで、かなりの距離が出る。多くのGKはシュートを通されてしまうが、彼は手が非常に大きく強い。
初めて彼がボールを投げるのを見た際、ディストリビューションの力強さを実感した。彼はボールを60メートルも投げられる。
最初のトレーニングセッションの一つで、彩艶がボールをキャッチするクロス練習があった。
『彩艶、どれだけ遠くまで投げられるか見たい』と言ったんだ。彼がキャッチすると、私は背を向けて前方のピッチを見渡した。
すると、ボールは矢のように飛んでいった。『彩艶、蹴るな。言ったとおりに投げろ』と言ったんだ。
彼は英語があまり上手ではなかったので、ただ右腕を指さしただけだった。
『一体なんなんだ!?』とただ思ったよ。あんなのは見たことがなかった。
