世界最高峰のサッカー選手は、ピッチ上の活躍で巨額の報酬を手にするもの。ただ、彼らの財産は年俸や移籍金だけで積み上がるものではなく、スポンサー契約や広告出演、自身のブランド展開、さらにはクラブ経営にも進出する者も多い。
今回は『GIVEMESPORT』から、(元)サッカー選手の歴代推定純資産ランキングのトップ6をご紹介する。
6位:デイヴ・ウィーラン
推定純資産:2億1000万ドル(およそ323億円)
今回のランキングで、最も意外な名前かもしれない。デイヴ・ウィーランは、1950年代から60年代にかけてブラックバーン・ローヴァーズやクルー・アレクサンドラでプレーした元選手だ。ロナウドやメッシのような世界的スターだったわけではない。
その源泉は、引退後の事業にある。29歳で引退したあと、最初に成功を収めたのは小売業だった。ディスカウントストア事業を軌道に乗せるとスポーツ用品販売へ進出し、チェーン「JJB Sports」を大きく育ててイギリスを代表する実業家の一人になった。
さらに1995年には、当時イングランド3部のウィガン・アスレティックを買収。私財を投じて新スタジアムの建設や戦力強化を進め、2005年にはクラブ史上初のプレミアリーグ昇格を果たした。2013年にはFAカップ優勝も果たすなど成功を収めた。昨年89歳で死去している。
5位:キリアン・エムバペ
推定純資産:2億5000万ドル(およそ385億円)
まだ20代でありながら、歴代の名選手を上回る資産を築いているのがキリアン・エムバペだ。1998年生まれのフランス代表FWは、モナコの下部組織からトップチームへ昇格し、10代で欧州を代表するアタッカーになった。
その資産を支えるのは、パリ・サンジェルマンやレアル・マドリーから受け取ってきた巨額の年俸に加えて、世界トップクラスの肖像権や広告契約だ。ナイキ、ウブロ、EA SPORTSといった世界的企業が広告塔として起用し、サッカーを見ない層にまで名前が届いている。
上位6人では最年少で、まだ財産の中心は引退後のビジネスではなく、現役選手としての市場価値とスポンサー収入にある。
