2位:ヤン・ポール・ファン・ヘッケ
所属:トッテナム・ホットスパー
ラインブレイクパス成功:53本
2位はトッテナムのヤン・ポール・ファン・ヘッケで53本。このパス能力こそ、ブライトンから獲得する際の大きな魅力だったようだ。
データでは、本数だけでなく「期待値以上に成功させたパス」の数もプレミアリーグ最多である。数字上では、リーグで最も高く評価されているパサーの一人だといえよう。
ブライトン時代から、縦への鋭いグラウンダーは武器だった。足元へ届けるだけでなく、次のプレーへ移りやすい速度と角度で入れる。そのようなラインブレイクこそが彼の強みである。
1位:エリオット・アンダーソン

(C)Getty Images
所属:マンチェスター・シティ
ラインブレイクパス成功:57本
最も多く相手のラインを破っているのは、マンチェスター・シティのエリオット・アンダーソンだった。57本。2位のファン・ヘッケを4本上回っている。
ただ、これだけ成功させながら、相手の最終守備ラインを直接突破したパスはまだゼロである。約6割が攻撃ライン、残りが中盤ラインを破ったものだという。全パスのうち「危険なエリア」へ入った割合も、わずか2.5%にとどまる。
彼の仕事は、最後のパスではなくもっと手前にあるようだ。相手の最初の圧力を外し、中盤へボールを運ぶことである。
しかもGradient Sportsによれば、アンダーソンはプレミアリーグで最も多く「プレッシャーを受けた状態」でパスを出している選手だという。そして全パスのうちラインを破った割合は14.8%。昨季のロドリが記録した14.9%とほぼ同水準に達しているそうだ。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images
