4位 メルボルンカップ
オーストラリア/フレミントン競馬場
賞金総額:1020万豪ドル(約11億2000万円)
1着賞金:450万豪ドル(約5億円)
「The race that stops a nation(国を止めるレース)」とも呼ばれるオーストラリア競馬最大級の祭典。1861年創設という長い歴史を持ち、芝3200mのハンデ戦で争われる。2026年は賞金総額が1020万豪ドルに設定され、11億円を超えるビッグレースとなった。
日本競馬史に残るのが2006年だ。角居勝彦厩舎のデルタブルースとポップロックが参戦し、最後は2頭による一騎打ちに。岩田康誠騎手が騎乗したデルタブルースがポップロックを退け、日本調教馬初制覇を成し遂げた。
しかも日本馬によるワンツーフィニッシュでの偉業達成。2026年はその歴史的勝利からちょうど20周年を迎える。
3位 ドバイワールドカップ
UAE/メイダン競馬場
賞金総額:1200万ドル(約19億円)
1着賞金:696万ドル(約11億円)
世界中のトップホースが春のドバイへ集結する「ドバイワールドカップデー」。その最後を飾るメインレースが、ダート2000mのドバイワールドカップだ。2026年の賞金総額は1200万ドルで、優勝すれば1レースだけで日本円にして10億円以上を獲得する。
日本馬も大きな歴史を刻んできた。2011年にはヴィクトワールピサが優勝し、トランセンドが2着となって日本馬ワンツー。2023年にはウシュバテソーロが日本馬として2頭目の優勝馬となった。
2026年はフォーエバーヤングが挑戦したものの、マグニチュードに敗れて2着。世界最高峰のダートホースが集う舞台で、日本勢はすでに何度も主役を演じている。
2位 ジ・エベレスト
オーストラリア/ランドウィック競馬場
賞金総額:2000万豪ドル(約22億円)
1着賞金:700万豪ドル(約7億7000万円)
2017年に創設された「世界最高賞金の芝レース」の一つが、オーストラリアのジ・エベレストだ。
最大の特徴は、伝統的なG1とは異なる「スロット制」。出走枠を保有するスロットホルダーが有力馬の陣営と交渉し、12頭によって芝1200mのスプリント王決定戦が行われる。現在の賞金総額は驚異の2000万豪ドル。優勝賞金だけでも700万豪ドルに達する。
短距離競馬が非常に盛んなオーストラリアらしく、世界屈指のスプリンターたちが集結。創設から10年にも満たない歴史ながら、巨額賞金と独自のシステムによって既存の常識を覆し、世界競馬のカレンダーにおいて強烈な存在感を放つレースへ成長した。
