元日本代表DFの中澤佑二氏が、2002年に東京ヴェルディから横浜F・マリノスへ電撃移籍した当時の心境を振り返った。
両クラブのサポーターに対する思いを語る一方、移籍の裏側については「言えない」と意味深な言葉を残した。
中澤氏は10月21日、サッカーシミュレーションゲーム『Football Manager 27』(FM27)のイベントで、かつて自身が所属した横浜FMと東京Vの一戦が行われたMUFGスタジアムに登場。
メディア合同のインタビューでは、監督としてクラブを率い、チームづくりや移籍戦略を楽しめる同シリーズにちなみ、現役時代の大型移籍について尋ねてみた。
日本代表に定着し始めた2002年2月、23歳での決断…。「裏の話いっぱいありますけど」と切り出した中澤氏は、「これは言えないな」と苦笑い。それでも、移籍直後の状況については率直に語った。
「ギリギリにヴェルディからF・マリノスへ移籍したので、キャンプも途中からだったとか、集合写真で写ってないとか、ちゃんと自己紹介していない状態で参加した」
横浜FMに合流した際には、サポーターからすれば突然やってきた選手という印象もあったはずだと振り返る。
一方、東京V側にも、移籍について自分の口から十分に説明する機会がないままチームを離れたという事情があった。
「両チームのサポーターにとってものすごく迷惑な形で移籍をしたなとは思います」
中澤氏は、移籍の背景には明かせない事情があると繰り返しながらも、両クラブの選手たちに対しても申し訳なさを感じていたと説明。
日本代表でともにプレーした松田直樹氏や波戸康広氏らとは問題なくコミュニケーションを取れた一方、若手や新加入など多くの選手との関係づくりには難しさがあったという。

試合前にスタジアム内で行われたトークショーでは、『キックオフ!!F・マリノス』の小山愛理さんとともに会場を盛り上げた中澤氏。
移籍は選手本人のキャリアを左右するだけでなく、送り出すクラブ、迎え入れるクラブ、そして双方のファン・サポーターにも大きな影響を与える。
中澤氏の言葉からは、当時の移籍が周囲に与えた戸惑いと、十分に説明できなかったことへの心残りが伝わってきた。
そんな選手の気持ちも体験できるかもしれない人気ゲームシリーズ最新作『Football Manager 27』は、2026年11月11日(水)に発売予定となっている。
筆者:奥崎覚(編集部)
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