以前、バイエルンのホセ・バルカラ監督は、谷川がどこに最も適しているのかと問われた際、『彼女はピッチに立っている時が一番輝く』と言葉を濁した。

しかし、避けられない事実がある。谷川は『呪い』にかかっている、並外れて才能があるという呪いに。

この21歳の選手を10番で起用するのが最適だという意見は、決して的外れではない。谷川は、このポジションで世界最高の存在になるために必要なすべてを兼ね備えている。

だが、バイエルンにおいて、彼女は「10番」「8番」「6番」という3つのポジションすべてにおいて最高の選手なのだ。より公平に言えば、3つの役割において最も完成度の高い選手といえる。

最近のバイエルンは連係プレーで落ち着きを取り戻しつつあるが、谷川が大きな責任を担っていることも要因のひとつ。

プレッシャーを受けてもボールを失わず、攻撃では脅威となり、守備においても堅実なのだ。

確かに、谷川は10番のポジションでより真価を発揮する。しかし、現時点のバイエルンにとっては、6番や8番が最良の選択肢であることは間違いない。

だからこそ、指揮官は今後もこうした問いと向き合い続けることになるだろう」

谷川は中盤中央ならどこでもハイレベルなプレーができるため、バイエルンにとっては嬉しい悩みになっているようだ。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

This article is a sponsored article by
''.